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エレカシのライブ音源(ビデオ篇) [音源]


「CD篇」に続いて、ライブ音源の映像版「ビデオ篇」です。
エレファントカシマシのファンは、基本的にライブ重視ですから、
音だけをじっくり楽しむライブCD盤よりも映像付のライブDVDを好みます。
その証拠に、パッケージ商品としても初回盤特典にしても、
DVDの方が圧倒的に比率が高いです。
しかも、EMI期に武道館と渋谷公会堂のライブ2本が映像化されて以降、
『俺たちの明日』で日比谷野音の映像パッケージがなされるまで(正確には【東京の空】のみ特典で付いた)、
エレカシのライブは音楽専門チャンネルだけで見られる特権的な商品でした。
しかも、せっかくそうやって収録したライブ映像も、パッケージ商品になることはなかったのでした。
universal期に入ってファンが喝采したのは、
毎年充実した内容でファンを唸らせる日比谷野音のライブが、
公式のDVDアイテムとして見られるようになったことです(今までも音楽専門チャンネルの中継はあった)。

番外として、2007年度1月時に公式ファンクラブ「PAO」に入会していた人は、
2006年秋の野音のダイジェストDVDというものをもらいました。
この2006年秋の野音は、私がNo1に推しているベストライブです。
このDVDは、今年発売された野音DVDの1日目のライブのようなクオリティの映像ですが、
内容は昨年の野音に勝るとも劣らない濃密なものでした。
ですから、今の勢いをかって、ぜひパッケージにして欲しいライブというのは、
実は2006年の野音です。(了)

「ライブ音源CD篇はこちら


『エレファントカシマシ コンサート1998 日本武道館“風に吹かれて”』(詳細
  1998年1月4日 日本武道館

『LIFE TOUR 2002』(詳細
  2002年5月31日 渋谷公会堂

『CLIPS3』(詳細
  2003年7月21日日比谷野音 & 8月3日ひたちなか海浜公園

『友達がいるのさ』初回特典(詳細
  2004年7月3日 日比谷野音

『俺たちの明日』初回特典(詳細
  2007年 日比谷野音

『桜の花、舞い上がる道を』(詳細
  カウントダウン・ジャパン07/08 幕張メッセ

『桜の花、舞い上がる道を』(詳細
  2008年 ZEPP TOKYO お台場

『新しい季節へキミと』初回盤(詳細
 2008年6月28日 日比谷野音

『桜の花舞い上がる武道館』(詳細
 2009年4月10日 日本武道館

『エレファントカシマシ2009年10月24日、25日日比谷野外音楽堂』(詳細
 2009年10月24日-25日 日比谷野外音楽堂





『エレファントカシマシ コンサート1998 日本武道館“風に吹かれて”』(商品情報

昨年再発されたキャニオン時代の武道館公演

1. 奴隷天国 / 2. 夢を見ようぜ / 3. 明日に向かって走れ / 4. 四月の風 / 5. 孤独な旅人 / 6. デーデ / 7. 星の砂 / 8. 珍奇男 / 9. かけだす男 / 10. 戦う男 / 11. 今宵の月のように / 12. 昔の侍 / 13. 風に吹かれて/ 14. ふたりの冬 / 15. 月夜の散歩 / 16. ファイティングマン/ 17. 悲しみの果て / 18. さらば青春 / 19. 赤い薔薇
(1998.1.4 日本武道館)

[解説]
せっかくのライブ音源ですが、ノーカット収録でないのが残念。
ただ、音質はまあまあですね。客席の反応が薄いのが懐かしい。
おそらく、エピック時代の曲に戸惑っているのでしょう。


『LIFE TOUR 2002』(商品情報

Disc 1
1. 奴隷天国 / 2. おはようこんにちは/ 3. デーデ / 4. 武蔵野 / 5. 女神になって / 6. 部屋 / 7. 面影 / 8. 秋 -さらば遠い夢よ- / 9. かくれんぼ / 10. マボロシ / 11. 暑中見舞 -憂鬱な午後- / 12. 真夏の革命 / 13. 普通の日々
Disc 2
1. so many people / 2. ふわふわ / 3. 浮雲男 / 4. 昔の侍 / 5. 星の降るような夜に / 6. 珍奇男 / 7. ハロー New York! / 8. あなたのやさしさをオレは何に例えよう /
(2002.5.31 渋谷公会堂)

[解説]
ライフツアーはノーカット収録、フルボリュームのよさがあります。
ただ、バンド内の微妙な空気感も収録されているので、最近エレカシを知った幸運な人たちには、少し厳しいかもしれません。殴る蹴るとか、怒鳴るとかではなくて、宮本ソロツアーな感じです。分かる人には分かります。


『CLIPS3』(商品情報

「どこへ?」

2003年7月21日日比谷野外音楽堂

「俺の道?」

2003年8月3日国営ひたちなか海浜公園

[解説]
ライブ収録のPVとして『CLIPS3』に収録された【俺の道】と【どこへ?】。『俺の道』をリリースした2003年のとげとげしいエレカシが堪能できる。


『友達がいるのさ』初回特典(商品情報

「東京の空」

2004年7月3日日比谷野外音楽堂 近藤等則参加バージョン

[解説]
これ一部の人には評価が低いですが、トランペットの近藤さんの参加している貴重な「東京の空」です。しびれます。やはり近藤さんがいてはじめて「東京の空」はひとつの世界観としての完成があることがわかります。ミスは残念だが、ライブなんだからしようがない。


『俺たちの明日』初回特典(商品情報

「四月の風」「悲しみの果て」「風に吹かれて」「ガストロンジャー」

2007年日比谷野外音楽堂

[解説]
蔦谷好位置がはじめてサポートで参加したライブ。
移籍後初の野音。新しいエレカシが動き出す姿が記録されている。
「翳りゆく部屋」はここで披露された。


『桜の花、舞い上がる道を』初回 A盤(商品情報) カウントダウン・ジャパン07/08 幕張メッセ

「今はここが真ん中さ!」「今宵の月のように」
「翳りゆく部屋」「俺たちの明日」

[解説]
このライブ・ビデオは音質がとても悪い。
ヘッドフォンなどではとても聞いていられない。
ただ、ライブ・アクトが悪いのではないので、ライブ映像としては悪くない。
当日、会場にいたがそこの出音(でおと)のが数段まし。
音酔いというものがあるなら、この音質がまさにそれ。
私はあまりおすすめしない。


『桜の花、舞い上がる道を』初回 B盤(商品情報) 08年ZEPP TOKYO お台場

「おはよう こんにちは」「太陽の季節」「デーデ」「花男」

[解説]
恒例となりつつあった新春ライブよりの選曲。
A盤のCDJの音源よりも選曲も音質も数段上。
【おはようこんにちは】と【太陽の季節】は必聴。
4曲と収録数は少なめだが、画も音もいいので持っていて損はない。


『新しい季節へキミと』初回盤(商品情報) 2008年6月28日 日比谷野音

「パワー・イン・ザ・ワールド」「孤独な旅人」「今をかきならせ」
「友達がいるのさ」「笑顔の未来へ」「FLYER」
「俺たちの明日」「今宵の月のように」

[解説]
universal移籍後の特典DVDの中では、一番よい出来。
カメラの台数も多く、上手にカット割りされている。
そもそも、パッケージ特典用に撮影されたみたいなので、
他日の記録用カメラによる映像とは格段に違う。
8曲収録というボリュームもうれしい。


『桜の花舞い上がる武道館』(商品情報

DISC1.
新しい季節へキミと / この世は最高! / 今はここが真ん中さ! / デーデ / 未来の生命体 / 風に吹かれて / さらば青春 / 甘き絶望 / 悲しみの果て / 男は行く / リッスントゥザミュージック / 昔の侍 / シャララ / 珍奇男
DISC2.
It's my life / ハナウタ~遠い昔からの物語~ / to you / 絆(きづな) / 笑顔の未来へ / 桜の花、舞い上がる道を / FLYER / 俺たちの明日 / 今宵の月のように / 風 / 流れ星のやうな人生 / ファイティングマン

[解説]
映像、音質、セットリストなどを含めたトータルで考えると、
(2010年4月現在)一番すぐれたライブ・ビデオである。
SEやMC、楽器チェンジも含めて、すべて収められているのが嬉しい。
難をひとつ上げれば、カット・チェンジが頻繁で眼が疲れることくらいで、
そのほかに粗を探すことは難しい。
宮本のボーカルが後半やや苦しいこともあるか。
1998年の武道館と比べるとその勢いの違いがわかる。


『エレファントカシマシ2009年10月24日、25日日比谷野外音楽堂』(商品情報) 2009年10月24日-25日 日比谷野外音楽堂

DISC1.
新しい季節へキミと / この世は最高! / 今はここが真ん中さ! / デーデ / 未来の生命体 / 風に吹かれて / さらば青春 / 甘き絶望 / 悲しみの果て / 男は行く / リッスントゥザミュージック / 昔の侍 / シャララ / 珍奇男
DISC2.
It's my life / ハナウタ~遠い昔からの物語~ / to you / 絆(きづな) / 笑顔の未来へ / 桜の花、舞い上がる道を / FLYER / 俺たちの明日 / 今宵の月のように / 風 / 流れ星のやうな人生 / ファイティングマン

[解説]
このライブ・ビデオは音質がとてつもなく素晴しい。
録音盤を一手にひきうける田中“クインシー”三一氏のマスターだからである。
1日目は映像には難があるが、宮本のボーカルの艶が凄まじい。
それから、演奏がややばらけて、タイミングがあわない曲がある。
2日目は収録機材が一転して素晴しい映像である。
演奏の一体感もまし、がっちり噛み合っている。
難は1日目の絶唱が響いて、嗄れぎみの宮本ボーカル。
ただし、嗄れ気味ゆえの迫力の出ている楽曲も多い。
選曲において「激渋」を極めており、マニアにこそ必携のアイテム。
入門者には「奥の細道」ともなるライブ・ビデオである。
フル収録でないことが残念である。せめて豪華版だけでもフルにして欲しかった。



『CLIPS3』の【俺の道】と【どこへ?】を追加しました。
覚えていた筈なのに、落としていました。
現在エレカシPVリスト作成中のためその存在を思い出しました。(2010/04/23追記)

『エレファントカシマシ コンサート1998 日本武道館“風に吹かれて”』
1998年1月4日 日本武道館
BFBF-7601 / 再発 PCBP-51638
約87分/カラー/ステレオ/リニアPCM/4:3

『LIFE TOUR 2002』
2002年5月31日 渋谷公会堂
TOBF-5163-64
約126分/カラー/ステレオ/リニアPCM/4:3

『CLIPS3』
2003年7月21日日比谷野音 & 8月3日ひたちなか海浜公園
BFBF-7604
約38分/カラー/ステレオ/リニアPCM/4:3

『友達がいるのさ』初回特典
2004年7月3日 日比谷野外音楽堂
TOBF-5163-64
約6分/カラー/ステレオ/4:3

『俺たちの明日』初回特典
2007年 日比谷野外音楽堂
初回盤 UMBK-9190
約19分/カラー/ステレオ/リニアPCM/4:3

『桜の花、舞い上がる道を』初回 A盤
カウントダウン・ジャパン07/08 幕張メッセ
初回 A盤 UMBK-9200
約20分/カラー/ステレオ/リニアPCM/4:3

『桜の花、舞い上がる道を』初回 B盤
2008年 ZEPP TOKYO お台場
初回 B盤 UMBK-9201
約15分/カラー/ステレオ/リニアPCM/4:3

『新しい季節へキミと』初回盤
2008年6月28日 日比谷野外音楽堂
UMCK-9238
約45分/カラー/ステレオ/リニアPCM/16:9

『桜の花舞い上がる武道館』
2009年4月10日 日本武道館
初回盤 UMBK-1138-9
通常盤 UMBK-9211-2
約160分/カラー/ステレオ/リニアPCM/16:9

『エレファントカシマシ2009年10月24日、25日日比谷野外音楽堂』
2009年10月24日-25日 日比谷野外音楽堂
豪華盤 UMBK-9218
通常盤 UMBK-1144/5
約277分/カラー/ステレオ/リニアPCM/16:9


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