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野音を鑑賞する際の手引き [つれづれ]



7月17日の東京の気温は22℃~30℃といったところである。
湿度は70%台。雨が降る時は100mm/dayくらい降る。
日照量を見ると平均30%というところで、曇りがちな日が多い。
(気温と湿度から考えて、寒いということはまずないようだ)

すなわち、
7月17日は平年的に言えば、
まだ梅雨明けしていない東京の雨の一日ということになる。
よって、雨具は必須となる。

とくに場内では傘が差せないため、
レインコートと荷物を防滴から守るビニールとは、
忘れずにカバンに入れた方がよい。

気象庁統計データ こちらから

もうひとつ、
東京の7月はすでにヤブ蚊の季節である。
日比谷公園は、樹木の生い茂るばかりでなく、
噴水や池が設けられているので、ボウフラが湧きやすい。
つまりヤブ蚊が多い。
その他にも花壇があるために、
虻ハチや樹液を求める甲虫もいる。
ヤブ蚊に刺されないようにするために、
防虫スプレーを持参していると頼もしい。

次に、「ご不浄」の場所を把握しておくことが大切である。
日比谷公園内のトイレ設置箇所は、
引用した画像にしるされている青丸の場所である。
野音2.jpg

野音の最寄りにあるのは、
日比谷公会堂方面に下った「にれの木広場」のトイレだ。
その他のトイレは東側の皇居方面に偏っている。
野音の場内に入れれば、座席後方の左右にトイレがあるが、
こちらは開場後にしか使用できない。
また、設置数も収容人数に比して少ない。

私の経験上、
入場前にきれいなトイレで済ませておくことをおすすめする。
いちばん確かなのは、最寄り駅のトイレで済ませておくこと。
つぎに、私がおすすめするのは、帝国ホテルのトイレを借りること。
ホテルのトイレは衛生的で快適である。
もうひとつ利用できる場所がある。
日比谷公会堂の向かい側、内幸町にある日比谷シティである。
ここはレストラン街が併設しているので、トイレも完備している。

ドリンク等、軽食購入をする最寄りのコンビニ。
環境省と日比谷シティ内に「am pm」が設置されている。
JR「有楽町」駅から歩く人は、日比谷シャンテの裏側に「am pm」。
東京メトロ「霞ヶ関」駅から来る人には、
東京高裁の中に「ファミリーマート」がある。
「セブンイレブン」がどうしてもよいという方は、
東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅の出口付近に数店ある。
「ローソン」は新橋方面に数店あるので、
寄ってから野音へ向かう人は新橋駅から歩くとよいだろう。
道すがら、通りを見渡せば着くまでに必ず1軒は見つかるだろう。

場内後方から鑑賞される方は、
印象による「ステージの近さ」ほど、至近距離では見えないので、
目の悪い人や表情をつぶさに見たい人は、
オペラグラスを持参されることをおすすめする。

私は2006年に左隅Cブロック最後列から見たことがあるが、
そこからだと表情や手元はほとんど確認できなかった。
オペラグラスは荷物になるので、
細かいこと気にしない人は無くても問題ない。

公演開始後はまったく座席は必要なくなると思うが、
会場後から開演待ちのあいだの時間は着席するはず。
野音の座席はレンガ状のコンクリートで、大変硬い。
新聞でも雑誌でもクッションになるものを持参しておくと快適だ。
入口で配られる、フライヤーを敷く人もいるが、
正直いってあれは「気持ち」程度の効果しかない。

最後におさらい。
(1)7月の東京は雨具必携
(2)7月の日比谷公園は防虫スプレー必要
(3)最寄りのトイレは公園内、だがキレイなトイレで済ませておくこと。
  (おすすめは帝国ホテルと日比谷シティ)
(4)場内後方座席の人は余裕があればオペラグラスがあるとよい。


(了)
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