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表記わけ [このブログについて]

本ブログにおける表記わけの基準を説明します。

表記わけというのは、
「アルバム名」「シングル名」「楽曲名」「歌詞引用」「発言引用」
などの違いを、他を他と見分けやすくするための工夫です。
これをすべて単調に「」(普通括弧)や()(丸括弧)のみでくくったら、
何が何やらわからなくなること必定です。

楽曲名を【】(黒カッコ)でくくり出したのは、
私が嚆矢だと考えております。(少なくともエレカシ・ファンの界隈では)



楽曲名(歌の名前)を【】(黒カッコ)で表記するのは、
「」(普通カギ括弧)が歌詞の引用やシングル・タイトルなどで使用されるからです。
『』(二重カギ括弧)については、アルバム・タイトル名や書籍名などで使用しています。

つまり、これを『昇れる太陽』を一例にして表記してみます。

『昇れる太陽』収録の【おかみさん】のなかの「2001年巨大イチゴ」という歌詞。
「桜の花、舞い上がる道を」のカップリング・サイドである【それを愛と呼ぶとしよう】


楽曲タイトル名を【】(黒カッコ)にした理由。
ひとつには「」(普通カギ括弧)を使用した場合、歌詞の引用部分と重なって見分けが付きにくいから。
もうひとつには、文面において楽曲名がより強調されるような表記にしたかったことがあります。
【】(黒カッコ)はもともと辞典において、項目語を強調するために括られたりするもの。
だから、「」(普通カギ括弧)『』(二重カギ括弧)よりも印象が強い。
<>これは(HTMLの)TAG表記と重なるので間違いやすいということがあります。
[](角括弧)これは()(丸括弧)と同じように、直前・直後の言葉の説明に使用するものなので、
タイトルをあらわす表記として相応しくないので、避けています。

シングルが「」(普通カギ括弧)を使用した括りなのは、
アルバム名や楽曲名ほど頻繁に登場しないから、歌詞引用と重なっても問題ないと考えるからです。
シングルタイトルは楽曲タイトルそのままであることが多いですが、

アルバム『昇れる太陽』のなかの【桜の花、舞い上がる道を】
「桜の花、舞い上がる道を」収録の【桜の花、舞い上がる道を】では、
ややミックスがちがう。


というように、他の括弧書きと明確に違って見えるので、「」(普通カギ括弧)を使っています。

アルバムタイトルが『』(二重括弧)であるのは、
楽曲をまとめてアルバム(一冊の本)のようにするという形態であることから、
書籍表記の『』(二重括弧)と同一にしようという意図です。

この表記分けは一般的普遍性のあるものではなく、
私が個人的に使っている表記分けに過ぎません。


ちなみにロッキン・オン社発行の『JAPAN』では表記はこうなる。

『昇れる太陽』収録の“おかみさん”のなかの『2001年巨大イチゴ』(インタビュー発言中の場合)という歌詞。
『桜の花、舞い上がる道を』(インタビュー発言中の場合)のカップリング・サイドである“それを愛と呼ぶとしよう”

歌詞の引用は基本は『』だが、なぜかCDレビューになると《》になる。

通常のカッコ書きの扱いでは、
「」(普通カギ括弧)の中の発言の引用は『』(二重括弧)で行うという不文律がある。
しかし、書籍名やアルバム名で『』(二重括弧)を多用する文章で、
引用発言を『』(二重括弧)にしたら、ごちゃごちゃしてわかりにくくなる。
作品タイトルや楽曲名と発言を明確に分けたいという配慮が、
当ブログの表記分けである。
そもそも、タイトル表記を発言と別にしようという発想は、
ロッキン・オンの記事に学んだのだが、
よくよく考察したらロッキン・オンの表記も読みにくかったので、独自表記にしたのである。

当ブログの場合は、以下の設定を基本とします。

発言-「」(普通カギ括弧)
アルバム・タイトル-『』(二重括弧)
シングル・タイトル-「」(普通カギ括弧)
楽曲名-【】(黒カッコ)
語句説明-()もしくは[]


ロッキン・オン社が採用している””(ダブルコーテーション)は英文表記なので、
おそらく使用することがないと思います。
それは、英文表記と和文表記を混在させないための知恵です。


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