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44th Single「ズレてる方がいい」 [シングル]

メジャーデビュー24年、結成31年目のエレファントカシマシが、
恒例の野音の直後に発表するNEW SINGLEが「ズレてる方がいい」。
通算44枚目のシングル作品である。

本日10月1日にCDジャケットが解禁になったようで、
オフィシャルのディスコグラフィー・ページとニュース・ページに掲載されている。
なお、これに合わせてオフィシャルHPのトップページのアーティスト写真も更新したようだ。
(照明のかげんで血色が悪そうにみえるのが残念。4人それぞれの目ヂカラの強さはただ者ではない。
 今回のトップページ写真では、長髪の石くんが別人に見える。彫刻家か指揮者に居そうなタイプだ。)

44th Single 「ズレてる方がいい」の発売形態は2パターン。
1:初回限定盤【CD+DVD】 / 2:通常盤【CD】

初回限定盤にはMUSIC VIDEOの収録DVDが付属して、若干価格設定が高め。
通常盤にはデモ・バージョンとでも呼ぶべき、宮本弾き語りバージョンの表題曲が収められている。


ズレてる方がいい(初回限定盤)(DVD付)

初回限定盤【CD+DVD】
UMCK-9560 ¥1,680(tax in)
収録曲
1 ズレてる方がいい
2 涙を流す男
3 ズレてる方がいい (Instrumental)
4 涙を流す男 (Instrumetal)

DVD
ズレてる方がいい Music Video
Music Video メイキング


ズレてる方がいい(通常盤)

通常盤【CD】
UMCK-5405 ¥1,200(tax in)
収録曲
CD
1 ズレてる方がいい
2 涙を流す男
3 ズレてる方がいい (弾き語りver.)
4 ズレてる方がいい (Instrumental)
5 涙を流す男 (Instrumental)



今年はフルアルバム『MASTERPIECE』の発表があったので、あまりそうは感じないのだが、
このシングルは今年2枚目のシングルであるから、
ユニバーサル移籍当初の立て続けリリースと比較すると、一段落した感じがある。
ここ最近ダブルAサイドあつかいのシングルが多かったなかで、
久しぶりのAサイドを1曲にしぼったシングルである。
ちょうど2年前になるだろうか、2010年の「明日への記憶」以来ではないだろうか。

シングル表題曲の【ズレてる方がいい】がいいは、今年の春の段階で発表されていたので、
かなり待たされた感がある。半年近いタイムラグを置いてのリリースではないか。
何しろ、テーマ曲として採用された映画『のぼうの城』が、
震災関連の影響(水攻めシーンが津波を彷彿とさせることを考慮したとか)で、
公開が1年以上後れるというそのことをモロに被ったものと思われる。
おそらく、そのことによってエレファントカシマシの音楽製作の余裕もできたのではないかと思われるが、
テーマ曲の発表がアルバム発売時期と重なっていたので、
もしかしたらアルバム製作と同じくらいの時期に製作されたのではないかと推理している。

さて、映画とのタイアップといえば、先日に地上波放映があった「相棒」のスピンアウト作品に提供した【絆】が、
エレファントカシマシ史上はじめての映画テーマ曲だったけれど、
今回の【ズレてる方がいい】もきっと壮大な映画に見合うような、大きな作品にしあがっていることだろう。
されどされど、やはりエレカシのコアなファンとしてはBサイドの【涙を流す男】のほうにココロを奪われている。
シングル「明日への記憶」の【歩く男】以来の男シリーズ。
【涙を流す男】という直球タイトルに期待はあがるばかりである。

リリースのスケジュールからいって、
10月8日の大阪野音、10月14日の日比谷野音が初披露のステージとなることは想像に難くない。
それだけでも、チケットを不運にも手にしていない方々も、場外鑑賞する理由付けになるだろう。

ここ最近、2バージョンのリリースが続いており、
そのなかでDVD付の初回盤と限定音源つきの通常盤というリリースが定番化してきている。
CDの売り上げが落ちるなかで、レコード会社もあの手この手の売り上げアップ・プランなのだろうが、
同じシングルをバージョン違いで買わせるのは、あまり感心しない。
ただ、売れないものを売ろうとするときに、マニアに多く買わせたいというのは、商売上の王道なのだろう。
枚数を制限したり、豪華特典盤にして値段をつりあげないだけマシだと、いちおう弁護はしておきたい。
通常盤より希望販売価格が高い初回盤であるが、
実はDVD付の方が値引き率が高いのはご存知だろうか?
これは新聞や雑誌やレコードに適用されている再販売制度という、製作会社に有利な制度によるもので、
DVDが付くとDVD商品あつかいにできるために、より値引き率があげられるという事情があるようだ。
つまり、DVD付の初回盤は見た目の販売価格は高いけれど、たいがい通常盤と同じかやや安い価格に落着く。

初回盤と通常盤の内容で、どちらかの選択に迷った場合は、このことを頭に入れておくとよいだろう。
安いから通常盤を買うというのは、あんまり正解とはいえないからである。
おそらく、今月発売のシングル「ズレてる方がいい」も、通常盤と初回盤の価格差は僅差だろう。
画が欲しい人は初回盤を、音が欲しい人は通常盤を、両方欲しい人は両方買っておくに越したことはない。
あとから揃えることを考える人は、やはり初回盤を押えておいたほうがよい。
(了)
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