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アルバムをどのように買い揃えていったか [つれづれ]

今年は、
結成30周年と高緑成治加入25周年という、
エレファントカシマシにとって記念すべき年であり、
私にもとっても、初ライブ参加から10年という節目の年である。
私がエレファントカシマシのファンになったのは、
アルバム『愛と夢』が発売されるころで、
ラジオやテレビで頻々と流れる売れっ子バンドのひとつとして、
その存在を知った。

90年代後半、エレファントカシマシはメジャーバンドとして認識され、
音楽番組やCM露出も多く、とくにAMラジオをかけていると、
日に何回もオンエアされていたものである。
とくにニッポン放送系のラジオ番組では、
系列のレコード会社のアーティストということもあって、
パワープレイ(番組ごとに何度も放送すること)されていた。

だから、その頃によい歌をうたうバンドとして認知したのだが、
CDを買ったのはEMIに移ってから後のことである。
はじめて買った作品は『good morning』(2001年発売)である。
それまでは、レンタルCD屋で数作品レンタルして、カセットにダビングして聴いていた。はじめてアルバム単位で聴いたのは、
悪名高き『ベスト』(EPIC SONY)である。
その頃にあった唯一のベスト盤であるから借り出したのだが、
自分の知っているエレファントカシマシと大きく違ったのだが、
案外すんなりと好きになった。
だから、EMI移籍後初のシングルで「ガストロンジャー」が発表されたときに、
違和感なく、これを待っていたと思った。

次に買ったのは、『愛と夢』か『明日に向かって走れ-月夜の歌-』のどちらかである。
近所のレンタルCD屋に併設されていた中古CDコーナーで手に入れた。
EMI移籍当初はいまだ高い人気を誇っていたが、
キャニオン期の作風はだんだん流行から外れ、
中古CD屋の廉価コーナーに並ぶようになっていた。
私はそうやってよい作品を廉価コーナーから救い出すのが好きなので、
300円くらいの棚に並んだときにホクホク顔で買ったのを覚えている。

次に買ったのは、発売当日に買った『ライフ』だ。
これは2001年同時多発テロの年にニューヨーク録音されたことも知っており、
『good morning』の次作ということもあって期待した。
しかし、購入して聴いてみると、自分の思っていたものとは違っていた。
よい楽曲ばかりであるし、完成されているのだが、何かが違う。
(これは後で、宮本浩次ソロ作品ポジションであることに気づいて、腑に落ちた。)
その違和感があったので、2002年前半のアルバムツアー参加を見送ったのでよく記憶している。

次に購入したのは『DEAD OR ALIVE』。
これは2002年後半のライブハウスツアーで、ライブ終了後に告知されて、
発売日を待ちかねて買ったのでよく覚えている。
それと前後して『SINGLES 1988-2002』 が出たのではなかったか。
このシングル集、
エピック時代とキャニオン時代のライブ定番曲をカバーしてくれたので、
だいぶ重宝して、アルバムが揃うまで何度も何度も聞き返した。

次に買ったのが『THE ELEPHANT KASHIMASHI』やはりこれを外すことはできなかった。
実は、エレファントカシマシのファンになった一番のきっかけである、
マンガ家花くまゆうさくの推薦する【花男】が入っていたのも大きい。
そうこうするうちに、「Battle on Friday」があって、そのうちの2本に参加した。
赤坂BLITZのBRAHMANとの対バンには衝撃を受けたのを記憶している。

『俺の道』を発売日に買って、その前に『東京の空』をたまらずに購入した記憶がある。
『東京の空』はもしかしたら、『DEAD OR ALIVE』より前だったかも知れないが、
2002年後半から2003年の前半であることはまちがいない。
『俺の道』を聴いて、ものすごく好きになってしまったので、さらに買い足した。
『愛と夢』『明日に向かって走れ』を買った中古屋で、
その頃『奴隷天国』と『5』を掘り出した。それぞれ900円と800円くらいだったと思う。
当時すでに『奴隷天国』は廃盤だったので、飛び上がるほどうれしい掘り出し物だった。
しかも業界関係者に配られる「サンプル盤」の流れもので、盤質もとびきりよかった。
逆に『5』はそれほどきれいな盤面ではなかったが、音飛びするほどひどくはないので、満足した。


2003年の段階で、
『THE ELEPHANT KASHIMASHI』『5』『奴隷天国』『東京の空』
『明日に向かって走れ』『愛と夢』
『good morning』『ライフ』『DEAD OR ALIVE』『俺の道』
この10枚とシングル集を持っていた。3年で集めたことになる。

次に2004年に『扉』が発表されて、これも発売日に購入した。
アルバムツアーの以前、新春ライブのあとだったと思うが、
『浮世の夢』を購入したのを覚えている。
そして、アルバムツアーである「パワー・イン・ザ・ワールド」ツアーの頃に、『生活』を購入した記憶がある。
この頃は中古CD屋に足繁くかよったので、中古CDをよく掘り出した。
『ココロに花を』と『sweet memoryエレカシ青春セレクション』(初回盤)をいつもの中古屋で見つけて購入した。
2004年晩秋、『風』が発売されてこれを即日購入する。
2005年はツアーはあったけれど、リリースがなかったので新作に飢えていた。
だから、買い残しているアルバムを集めようと『THE ELEPHANT KASHIMASHI II』をようやく買い求める。

2006年に『町を見下ろす丘』が発売される頃には、
既発アルバムはすべて買い揃えていた。
この後は時系列どおりに、アルバムを買い求めている。

私が購入した順番

good morning 明日に向かって走れ-月夜の歌- 愛と夢 ライフ
DEAD OR ALIVE エレファントカシマシ SINGLES 1988-2001 エレファント カシマシ 東京の空
俺の道 エレファント カシマシ 5 奴隷天国 浮世の夢
扉 生活 ココロに花を sweet memory~エレカシ青春セレクション~
風 エレファント カシマシ II 町を見下ろす丘 THE ELEPHANT KASHIMASHI BEST
STARTING OVER 昇れる太陽 悪魔のささやき~そして、心に火を灯す旅~

ファンになったのがキャリア中盤だったので、
売れているアルバムは中古で買い集め、
新作と中古で見つからなかった旧作を新盤で購入した。
新作以外のアルバムを全部集めるのに6年くらいかけた。
ひとつひとつ買い揃えて、大人買い(旧作全購入)はしなかった。
だから、1作1作じっくり聴いたし、買った順番を覚えている。

EMIの研鑽期にEPIC時代のアルバムを追体験したので、
あまり違和感なく激しい初期作品を受け止めていった。
そもそも、エレファントカシマシをEPIC『ベスト』から好きになる、
ということがあまりにもレア体験だと思われる。
ふつうはキャニオン3部作のどれかから入るわけだが、
私の場合はEPIC『ベスト』と『good morning』が入口だった。
だからこそ、メディア露出が少ない2000年代中期をファンで通せたのだろう。

キャニオン期の楽曲はファンになるきっかけにはなったが、
正直、食傷ぎみに思うところが、とくに2003年くらいにあった。
だから、エピック時代の楽曲やEMI時代の新作が待ち遠しくおもった。
『俺の道』が出るくらいまでは、
ライブの定番は圧倒的にキャニオン時代の作品で、
キャリアとしてはより長いエピックの楽曲のほうが取り上げられにくかった。
それが変わったと思うのは、2004年新春の新宿コマ劇場公演くらいだと思う。

6~7年かけてアルバムを集めたファンとして思うのは、
各レコード会社の作品をあまり偏って集めない方がよい、
という助言である。
新作を買いつつ、旧作を集めることのよさは、
両方のなかに共通するものと、まったく違うものを見つけられること。
『浮世の夢』や『生活』なんかは、正直とっつき難かった。
軽々しく聴かれることを拒む作品集だからだ。
で、エピック時代のアルバムに叱られたら、
EMI時代の克己の作品を聞くと、
ファンを一方的に責めているのではなく、
「自分も苛め抜いているのだ」とわかる。

ユニバーサルの作品でエレファントカシマシのファンになった人たちは、
あまり性急に一気に集めるのではなく、
今を追いつつ、ゆっくり旧作を集めていくと、じっくりエレカシを理解できる。
たぶん、お金があって大人買いをしていたら、
次つぎと作品を聞くために、
ひとつひとつの作品にかける時間が少なくなってしまうと思うからだ。
貧乏人がかじるスルメいかではないが、しゃぶり尽くすには、
貧乏性であることも大事なのだ。

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tree

月初納品の職場なので、少しでも「今月は妥協しちゃったな、自分を使い尽くさなかったな」
と思ったらアルバム買わないというルールにして買い足してきたら
なぜかファーストが残りました

年内に揃えられるよう励みます
by tree (2011-10-27 02:54) 

黒のシジフォス

treeさん、お久しぶりです。
コメントありがとうございます。

克己の思いを込めたペナルティ付きの蒐集、
それはとても意味のある一里塚ですね。
ファーストアルバムを残してあるというところに、意味を感じます。
treeさんにとっては、最後に登りたい山なのでしょうね。

私は自分に甘い男なので、財布と相談しながら、
中古購入などを含めながら集めました。
初回特典盤や『奴隷天国』がなかなか手に入らなくて、
いつか、いつかと思う時期がありました。

最近は再発を含め既発作品が集めやすくなりましたが、
どこへ行ってもなかなか在庫がなかったり、
廃盤で置いてなくてがっかりしたことも、しばしば。
『CLIPS』『CLIPS2』『LIFEツアー』のDVDは旭川のCD屋で見つけて歓喜しました。
苦労して集めるほど、そうして手にしたものへの愛着が深くなります。

treeさんの場合は、自分との葛藤と共に、
エレファントカシマシのアルバム作品が刻まれているのでしょうね。
購入順を覚えておくと、その時の思いが同時に記憶されますよ。
by 黒のシジフォス (2011-10-28 23:07) 

てって

いきなりのコメント失礼いたします。
『浮世の夢』が廃盤とあって、長きに渡り探し続けており、こちらのブログに辿り着きました。
エレカシ愛を感じるブログ、興味深く楽しく拝読しました。
エピック時代の作品で、なぜ『浮き世の夢』だけ廃盤なのだろうと、素朴な疑問を持っています。
どうしてなのかご存知でしょうか?
by てって (2018-01-14 12:16) 

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