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2012年新春ライブ 於渋谷公会堂 分析 [ライブ]

ライブ評は「エレファントカシマシDB」さんをはじめ、
各ファンのブログなどに詳しいので、私は半月くらい経ってから後出しする。
(というよりも、なかなか書き上がりません)
なので、まずはデータ関係の分析をちゃっちゃっと出す事にする。
今回は事前予想をまったくやらなかったので、後からセットリストを見て頷くことが多い。

ちなみに基礎データとなるセットリストは、毎回「エレファントカシマシDB」さんから頂いております。
こころを込めて感謝いたしております。
今回はセットリストは長いので掲載しないので、「DB」さんか「RO69」のレビューで確認してください。

セットリストの分類から見る総評

およそ30曲を目安にした長尺ライブを、
華のあるサポート曲を合間に挿みながらも、
自分たちのレギュラー・スタイルも聴かせるという、贅沢な構成。
豪華サポート有りが半分、レギュラースタイル(6人)が半分、
と考えるとわかりがやすい。

本編《第1部(19曲)+第2部(8曲)》+アンコール

という構成だったようだが、
2日目は【so many people】をやりそこねたので、
アンコールのラストに入るカタチになったようだ(しかし絶妙な位置!)。

本編第1部の前半はホーンセクション、後半はストリングスセクション、
というような共演になっており、
全員が共演する【あなたのやさしさをオレは何に例えよう】で大団円。

第2部は入れ替え曲から入って、
newシングル「ワインディングロード/東京からまんま」を曲順どおりに立て続け、
ストリングス、ホーンの入れ替え曲を挿み、
【パワー・イン・ザ・ワールド】【ガストロンジャー】【ファイティングマン】
のライブ定番3曲を畳かける構成。

アンコール・パートは、1曲目の【悲しみの果て】だけが決めてあって、
2曲目以降はその日の気分次第というセットだったように思う。

7日公演で本編に入れ損ねた【so many people】がどこの位置だったのか、
ファンのあいだでは興味津々だ。
私は推測がついたの追記で発表します。
あと、追記はデータ系の情報がダラダラつづくのでお暇なときにどうぞ。

とりあえず、すぐアップしますがあとで見やすいように色をいじるので、
追記がしばらく見にくいのは我慢して下さい。ただ、内容は面白いと思いますよ。



まずは【so many people】の本来の位置予測から。

それは第2部の【桜の花、舞い上がる道を】のあと【パワー・イン・ザ・ワールド】の前である。
曲順で行くと24曲目、本編第2部の後半の盛り上がりのところである。
なぜ、そこなのかを紐解こう。
両日のセットリストを見ると、7日公演の第2部の共演セットが1曲少ないのがわかる。
だから、まずホーンが入りそうなのは、そこだというのがわかる。
第1部は構成がそっくりなので、両日共通のセットの曲順などを考慮すると、もう入るところがない。
そのことからも第2部は確定する。
次に、第2部のどこに入るか、
【パワー・イン・ザ・ワールド】【ガストロンジャー】【ファイティングマン】の共通曲が不動だと考えると、
【so many people】が入るのはその前しかない。つまり24曲目だ。
宴の高揚感から、総合司会・宮本御大は【パワー・イン・ザ・ワールド】へ突入してしまったのだろう。


エレファントカシマシS+サポート


2012年新春ライブ公演における「エレファントカシマシS+」の演奏曲
両日とも 13曲(うち3曲が入れ替え)

曲目は以下の通り

両日


今はここが真ん中さ!(withホーン)
真冬のロマンチック(withホーン)
soul rescue(withホーン)
パワー・イン・ザ・ワールド(withホーン)

リッスントゥザミュージック(withストリングス)
明日への記憶(withストリングス)
普通の日々(withストリングス)
旅(withストリングス)
笑顔の未来へ(withストリングス)

あなたのやさしさをオレは何に例えよう(withホーン&ストリングス)

1月6日


女神になって(withホーン)
新しい季節へキミと(withストリングス)
絆(withストリングス)

1月7日


おかみさん(withホーン)
so many people(withホーン)
桜の花、舞い上がる道を(withストリングス)

曲目を見ると
『ライフ』『STARTING OVER』『昇れる太陽』『悪魔のささやき』
の4作からの選曲が多い。
やはり蔦谷さんとやりはじめてからの作品が多い。
ちなみに、両日のすべての演奏曲数は
6日:28曲  7日:29曲


入れ替え曲


入れ替え曲は8曲(7日だけ+1曲)

6日:8曲


女神になって / 俺の道 / ふたりの冬 / 今をかきならせ /
あの風のように / 新しい季節へキミと / 絆 / 花男

7日:9曲


おかみさん / 精神暗黒街 / 寒き夜 / 季節はずれの男 /
Sky is blue / ハナウタ~遠い昔からの物語~ /
桜の花、舞い上がる道を / so many people / 待つ男

両日共通:20曲


今はここが真ん中さ! / 真冬のロマンチック / soul rescue /
未来の生命体 / リッスントゥザミュージック / 風 / 明日への記憶 /
漂う人の性 / 傷だらけの夜明け / 普通の日々 / 旅 / 笑顔の未来へ /
俺たちの明日 / あなたのやさしさをオレは何に例えよう /
ワインディングロード / 東京からまんまで宇宙 /
パワー・イン・ザ・ワールド / ガストロンジャー / ファイティングマン /悲しみの果て

総演奏曲数:37曲


作品別の分析


epic sony

5曲/37曲=14%
『THE ELEPHANT KASHIMASHI』 2曲(5%)
『THE ELEPHANT KASHIMASHI Ⅱ』 1曲(3%)
『奴隷天国』 1曲(3%)
『東京の空』 1曲(3%)

pony canyon

2曲/37曲=5%
『ココロに花を』 1曲(3%)
『明日に向かって走れ』 1曲(3%)

EMI

15曲/37曲=41%
『good morning』 3曲(8%)
『ライフ』 3曲(8%)
『DEAD OR ALIVE』 2曲(5%)
『俺の道』 2曲(5%)
『扉』 2曲(5%)
『風』 1曲(3%)
『町を見下ろす丘』 1曲(3%)
SINGLE 1曲(3%)

universal sigma

15曲/37曲=41%
『STARTING OVER』 4曲(11%)
『昇れる太陽』 7曲(19%)
『悪魔のささやき』 2曲(5%)
SINGLE 2曲(5%)

(了)
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コメント 6

花女

パーセントまで出して、スゴイですね!
私は、7日に参戦しました!
ものスゴくいいライブで、感動いたしました♡
エレカシ最高!!
by 花女 (2012-01-09 18:06) 

黒のシジフォス

> 花女さん
はじめまして。
ようこそいらしゃいました。
表計算ソフト(EXCEL)でやってるんで、
セットリストさえわかるとパーセンテージは一瞬ですよ。
良くも悪くも、一瞬です。
7日参戦組ということは、ご同輩ですね。
【so many people】の位置、アンコールで正解でしたよね。

最近、こころが動かなくなる悪い老成があるのですが、
久しぶりにワッと心が燃え立つ「宴(うたげ)」でした。

また、お気軽に書き込み下さい。
by 黒のシジフォス (2012-01-09 21:01) 

ドラ

お久しぶりです♪
あけましておめでとうございます。
私、7日に行ったのですが
ホーン隊とのパワー・イン・ザ・ワールド
度肝抜かれました…
ゴリゴリの音がよりいっそう分厚くなってて!!
石くんフィーチャーもノリノリでした。
どっしりした一年になりそうで
何よりの日でした!
by ドラ (2012-01-10 01:08) 

黒のシジフォス

> ドラさん
コメント、ありがとうございます。
(あのドラさんでいいのかな?)

7日に参加されたということですが、
1階席中央より後方の真ん中あたりでしたか?
遠目に見ましたが、いちばん右端の席で声かけにくかったので、
挨拶しませんでした。ごめんなさい。

ホーン隊との【パワー・イン・ザ・ワールド】は評判いいみたいですね。
ただ、私はオリジナルのギターロックが好きなので、
どちらかといえば他のうぃwithホーン隊の楽曲にしびれました。
【soul rescue】と【so many people】が特によかった。

あんな豪華なメンツを渋公で2000人(二日で4000人)が、
独占してしまっていいのかな、という内容でしたね。
映像パッケージ化して欲しいのに、記録用のカメラしかなかったから、
あってもライブ音源CDしかできないような気がします。残念。

本年も宜しくお願いします。
by 黒のシジフォス (2012-01-11 00:27) 

ちるちる

私も七日の日に参戦しました

soul rescueが聴けたのが一番嬉かった

映像に残ってないとは残念です
とても丁寧に歌って全編を通じて良いお声でしたのに!

年はじめから私にとっては座席を含めラッキーなスタートでありました

by ちるちる (2012-01-11 21:22) 

黒のシジフォス

> ちるちるさん
コメントありがとうございます。

10年以上演奏がなかった【soul rescue】の披露は、
ファンにとっては嬉しいサプライズでしたね。
私は、今回から予想や予習なしの鑑賞でしたので、
ある程度の演目は当日のセットから直感して当てましたが、
【soul rescue】はサプライズな1曲でした。

「ラッキーなスタート」と言われているからには、
相当によい見取り(見はらし)の絶好の座席だったのでしょうね。
それは幸先のよいことで、期待できる2012年ですね。
7日鑑賞ということは、〆が【待つ男】で、
「富士に太陽」でお正月めいた晴れ晴れしい大団円でしたしね。

今年もよろしくお願いします。
by 黒のシジフォス (2012-01-14 23:36) 

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