SSブログ

「GROOVE LINE Z」2010/10/7放送分 [記事&インタビュー]

J-WAVE「GROOVE LINE Z」に【放送】10/7(木)
音源はこちらで聞いてください(http://www.youtube.com/watch?v=Df_BXnFqDOw

できるかぎり、書き起こしてみました。
ほぼ発言どおりの文字起こしで、要約や簡略などの編集をくわえていません。

ピストン 出たぁ、宮本浩次ぃ。
宮本 こんばんわ、ピストンさん。よろしくお願いします。
ピストン よろしくお願いします。
宮本 こんばんわ、ピストンさん。よろしくお願いします。宮本です。
ピストン この独特なしゃべりかたと独特の間(ま)が、スタジオがね昔はHMVでよくイスに乗っかって、奥の人の方まで手を振ってましたけど。
宮本 ああ、そうでしたね。あれはあれで楽しかったです。
ピストン 最近は人前じゃないんで、これがなかなか出せないんですが。僕はね、個人的に宮本さんとは仲がよくて、個人的に遊んだりするんわけで。
宮本 で、いやあでも、そのう最近はレコーディングの方が佳境になって。
ピストン どうしたんですか。財布出したほうがいいんですか。
宮本 財布出した方がいいかな、格好悪いかな見られるのがと思ったんですけど、見られるのが…。大丈夫ですよ、もう。
ピストン 大丈夫ですよ。財布出しといて下さい。ぶ厚い財布を。
宮本 ちょうど歌詞を佳境でやっていたりとかして。やってます。
ピストン まだ、レコーディングをやってるわけですね。
宮本 はいそうです。来月にアルバムが出るんですけど。
ピストン 3ヶ月連続リリースの今日は第2弾の話に来たんですが、いきなり第3弾に話がひっかかっているという。
宮本 いや本当にもうピストンさん。あれですよ。音楽をですよ。バンドをもう長くやっているですけど。ようやく、20何年にして、地に足がついてきた感じがして。
ピストン 20何年やってるんですよね。23年?
宮本 22、3年だと思います。ええ。
ピストン よく覚えてねえぞ、ぐらい。
宮本 それで4人で合宿、この間も行ったんですよ。それで富士山に夜中に、あれスカイライン()って言うんですかね、夜行って。シカ注意の、あの動物注意だっけ、があって急に出てくるので、その前に一瞬あの…、そうしたら本当にシカが2頭いて、目が光っていて可愛いもんですね。
ピストン ああ、可愛いもんですか。
宮本 ええ、夜中、富士山に。
ピストン ぶっつかったら、たまんないもんでしょうね。
宮本 そうですね。あれはでかかったですね。
ピストン でかかったですか。そんな大自然のなかでやってるんですね合宿を。
宮本 それはもう2泊。けっこう恒例になっていて、ようするにアルバムのレコーディングの前には、わりとその4人で。東京で前みたいに週に3回とか4回とかリハが出来なくなっちゃったんで。
ピストン ほら、高校生くらいの頃からずっとやってるじゃないですか
宮本 はい。
ピストン そうすると、学園祭の前にね、貸しスタジオに集まっていたことの延長線じゃないですか、きっと。それを20何年間もやるというのはね、なかなかね。新しいことを常にやる人もいれば、同じメンバーで20何年間もやるというのは、それは人それぞれだと思うんですけど、本当に両方とも大変だとおもうんですよね。で、今回はシングルで来たんですけど、【いつか見た夢を】。これは何時くらいに作ったんですか?これ用に書いたんですか、前からあったんですか?
宮本 ええっとですね。俺ほんとうに、あの、それ思ったのは。しみじみ思っちゃったんですけどね。やっぱ曲作るの、当たり前なんすけど、曲作るのが好きなんですよ(いちだんと強い語調で)。時間があると、まあもちろんいろいろ楽しいことあるんですけど、世の中には。いっぱいあるんですけど。でも自分のなかではバンドで音出すこと、ライブやることも好きなんですが、レコーディングすることも好きなんですが、何よりも家でですね曲作るのがすごく好きなんですよ。
ピストン 色んな人がいる。俺はね、俺は音楽作りますけどね、スタジオワークとライブが大嫌い。俺がいちばん音楽を作るのが好きなのは、自分のために自分が聞くやつをつくってるのが好き。そういう自分のために内面的な音楽を作るのは好きなんですけど、あのぉ、それはライブが得意な人や作るのが好きな人や、色んなタイプの人がいると思いますけど、でも結局自分で曲を作ってるのが好きっていう人珍しいんですよ。
宮本 ああ、そうなんですか。
ピストン だって、ひとりでやってるんでしょ。
宮本 そんなんですよね。で、いっぱいいっぱい曲を作ってあって、それをこう久しぶりに発見して聞いたら、けっこういい曲があったりして。で、そういうのが好きで…。いや、すみせん個人的なことを言っちゃったりして。
ピストン っと言うと、ずいぶん前の曲だったりするわけですか。
宮本 そうなんですよ(少し強く)。この「いつか見た夢を」というのは割とそう前っていうか、ここ2年くらいの曲ではあるんですけども、すごくこう。で、あのぅ、そうなんです。メッセージというか、「いつか見た夢を正夢にしよう」というのを、神保町のバス乗り場でずっとこうノートって言うんですかね、メモ用紙とペンを持って歩いていて、今日はもう車で来ちゃったんで持ってないんですけど今。で、バス乗り場のところで、で何度も何度も神保町のところで本屋さんの町なんですけど、で行ってバス乗り場のところで何度も駅前のとこを通って、そいで「いつか見た夢を正夢にしよう」でその勇気がなかったりするんですよ、自分が。でも、勇気がない、何も変わってないんですよね。でも、あの年齢は経てるんだけど、いつかもう野望で、もうちょっとデカイ男になろうという色々野望はあったんですけど、何にもこう変わらないっていう。相変わらず神保町で、その書いててっていうのも。で、一生懸命そん時にあの歌詞をパパッとこう。
ピストン 深いな。
宮本 そいで、深かないですよ
ピストン いや、自分の人生が投影されてるわけですよ。
宮本 まあ、でもそうなんですよね。くり返し、くり返し、まっそんなかにもドラマはもちろんあって、楽しいことも色んなこともあるんだけど。ていうところの「いつか見た夢を」相変わらず「正夢にしよう」としているみたいなところがあって。ま、みんなそうだとは思うんですけどね。
ピストン 宮本さんいいなあ。宮本さんと話してると、楽しいよ、俺は。
宮本 いや、本当にありがとうございます。
ピストン じゃあ、一曲紹介して、聞きましょうよ。
宮本 じゃあ、新しい曲で「いつか見た夢を」聞いてください。

【いつか見た夢を】がフルで流れる
ピストン エレファントカシマシだあ。もうこのバンド20何年やってるけど、ずーっと勢いは、ほんと爆発力というかね、落ちないですよ。
宮本 いやあ、ライブって面白いもので、ほんと演奏の上手い下手じゃないっていうのを本当それもしみじみ思って。わりとこう振り返ることも多くなってきて、良くも悪くも、まあいいんですけど。いろいろこう反省したりすることとかあったときに、前はね27才くらいの時に、いろいろ葛藤があるなかでもっと演奏が上手くなりたいとかあって、みんな思ってるんだけど。
ピストン わかる、わかる。流行りもあるし、時代の。
宮本 ところが、やっぱりその、ありがとうございます。音を出した時の、たとえばコンサートなんかでガッっとこっちが一生懸命歌っていると、その返りが、返ってくる感じが、すごいこうグッと来る感じで、たとえばドラムのトミの音が返ってくるとか、で俺が逆にその今回のその、あの合宿の話をさっきしたけど、富士山の方に合宿に行ったんですけど、その時に歌詞を作らなきゃいけなくて、半日ぐらい歌詞をつくっていて夜だけリハに参加したりすると、何となく音が寂しそうな音で返ってきたりして。だからこうはっきりその、まあ歌の人間だから僕が、やっぱりミヤジが俺のことを今期待してくれてる期待してくれていないというのがはっきりわかるのが、はっきりすごく色んな意味でストレートに僕のテンションが返ってくるという。鏡というかそんな存在ですねバンドが。
ピストン で、20何年間この歌い方でつづけてて、よく持ちますよね、喉が。
宮本 ああっー。
ピストン これって自己流だろうし、ちゃんとした声の出し方を知ってるというか勉強している人にとっては、声こわれちゃうって思われるような出し方なんだろうし。
宮本 ただもうジム・モリソンが…。今聞くとそうでもなかったんですけど。The Doorsのジム・モリソンというボーカリストが「もの凄い」(強調する)格好よくて、でこう「どぅあああっ」って絶叫しているように、それだけの波動を出しながら歌っているからなんですけど。
ピストン でももうミヤジのほうがガナってると思う。
宮本 それはそうなんですよね。
ピストン 通り越してたでしょ。
宮本 で、最近、そのあのその、絶叫という意味では僕の方がガナっちゃったんですけど。やっぱりその、がなるのがいいっていうことでもないっていうことを最近、ある時期に10年くらい前に気づいた時があって、でもうなるべくやめるんですけど、ライブでこうお客さんたくさんいるとマイクがあるのに何でそこまでやるかっていうくらい、会場が大きければ大きいほど大きい声出すみたいなところが、やっぱまだあるにはあるんですよね。
ピストン でも基本的に、喉つよいんですよね。
宮本 たぶん強いんでしょうね。けっこう相当酷使しているとは思いますけどね。
ピストン レコーディングでも、ミキサーが目が泳ぐんだろうな。この人こんなに声がデカいって。そういうレコーディングをやった成果が、10月20日のニューシングル「いつか見た夢を」。で、もう一曲、これから聞いてもらう曲も入っているんですけど、今後の予定で行きますとええまず来月アルバムが
宮本 はい。
ピストン ええっと、何時ですか?
宮本 たぶん11月のぉぉ、だと思うんですけど。まだ、はっきり決まってないみたいで。
ピストン そうですか。
宮本 たぶん俺のなんか進行具合を見ながらなんだと思いますけど(笑)
ピストン ハハハ
宮本 的(まと)を探しているんだと思います。11月中に出ると思います。
ピストン で、ですね。エレファントカシマシがスペシャル・サイトを用意している。
宮本 そうなんですよ。「エレカシ・ブートレグ」という。ピストンさんにですね、このシングルを9月に…。で、みんなでアルバムまでの期間になかなか露出することも…レコーディングしなきゃならないからあれだろうということで、最強のこの楽しいことはできないかと、みんなで思った時に…。
ピストン だからスペシャル・ホームページを作ろうと思ったと
宮本 そうなんですよ。だからピストンさんのあれをこう、よろしくお願いします。もうワクワクしてますよ。どうなるのかと思って。
ピストン 今作ってますよ。エレファントカシマシのリミックスというか、ノンストップ・ミックスというかね、かっちょいいやつを作ってますよ。で、それがシングルを買った人には別に見られるという。
宮本 ええ、でもまあ、そうなんです。で、僕は元々シングルを買ってくれた人が、それがあるとさらにいいっていうところで、2個買って、みなさん買って、俺もまだ聞いてないんでどうなるのかわからないんでワクワクしてるんですけど。
ピストン 今日つくりますからね。ウハハハハハ。
宮本 よろしくお願いします。
ピストン 頑張ってやりまーす。さらには全国ツアー、エレファントカシマシZEPP TOUR2010。東京のスケジュールは11月20日、21日、土日です。会場はZeppTokyo、COUNTDOWNジャパンの出演も決まっているとそうで、詳しくは公式ホームページを見るとピストン西沢のリミックスも聞けるそのスペシャルサイトのリンクもありますから、見て下さい。じゃあ、もう1曲紹介してください。
宮本 では「彼女は買い物の帰り道」聞いてください。
ピストン  それではエレファントカシマシ、宮本浩次が来てくれました。ありがとうございまいた。
宮本 ありがとうございました。
ピストン 期待しててね。頑張るから。お疲れさまでした。

【彼女は買い物の帰り道】流れる。

ピストン 宮本浩次ぃ。僕の中ではジーザスです。【彼女は買い物の帰り道】、エレファントカシマシの新曲のカップリング曲を聞きました。


註:富士スバルラインのことらしいHP(http://fujisen.web.infoseek.co.jp/)。
伊豆&箱根スカイラインと混同している。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。