11月に発売できるのか？

つい先だってのラジオ出演での発言で驚く。
WAVE「GROOVE LINE Z」に【放送】10/7(木)

絶賛録音進行中なのはわかっていたのだが、
宮本氏いわく「ちょうど歌詞を佳境でやっていたりとかして」。
ええっ、もうすぐ10月中旬になりますよ。
まだ歌詞を書いているって、閉め切り間に合うのだろうか？
いや、そもそも「3ヶ月連続リリース」「11月発売予定」、
と先にブチあげてしまったが、
10月中にマスターが完成してプレスに回せるのかな？




11月発売予定のアルバムならば、
前月の中旬になってもまだレコーディングしているというのでは、
スケジュール的に発売スケジュールを守ることがきびしい。
ふつうならば、アルバムタイトルと収録曲を発表して、
予約を開始していて、プロモーション活動もはじまっていておかしくないのが、
通常スケジュールのはずである。
（実際、前作と前々作は余裕をもった販売スケジュールだった）
しかも、11月下旬からZEPPツアーがあるんですが、
ツアーまでに終わるんでしょうか（苦笑）

追い詰められれば､追い詰められるほど、
実はその真の実力を発揮するのが宮本御大とエレファントカシマシ。
たとえば、『扉』と『風』の1年2作発売も（東芝EMI側からの要請だった）、
スケジュール的にきびしすぎるだろう、絶対に手抜きだらけになるだろうと思ったが、
結果的に【平成理想主義】【達者であれよ】【友達がいるのさ】【DJ in my life】【風】など、
切羽つまったなかで、それまでにはなかった作品が生まれ出た。
ここまでレコーディング・スケジュールで追い詰められるのは、それ以来久しぶりだろうから、
けっこうジリジリしてるとは思うのだが、
今回も切り抜けて素晴しい歌詞の作品を生み出してくれることをつよく信じている。

それで11月中に発売できるのか？

それは宮本御大の進行しだいだろう。
おそらくあと数曲のところまでは来ているのだろうから、
曲順やミックス&マスターで音のバランスを計るだけなんだろうし。
インナー（歌詞カード）は先にデザインが出来ているのかな。
そもそも、タイトルがまだ発表されていないし。
スケジュール的には少し後ろにズレそうな気はするが、
今年中には発売されるのだろう、たぶん。

宮本さん、いちおう11月の線で気張ってもらって、
それでも間に合わないなら12月でも誰も文句は言わないと思うので、
妥協せずに納得のいく力作を生み出して頂きたい。
レコード会社やイベンターの都合より、
戯作者としての意を尽くして、作者として満足して頂きたい。
で、仕事おわりの「お茶」を心地よくすすって頂きたい。
それがファンの切なる願い。
ファンは11月中の発売に拘っていないので、完成まで待つことに支障はない。
あっ、これは独り言である。届かないことは合点承知の助である。
（了）

コメント 2

蔦谷好位置さんが10月10日の日記に、

昨日はエレファントカシマシのレコーディング。
かっこいい曲ばかりです。

と書いていました…。どうなることやら！！！
by hotaruika (2010-10-11 20:40) 

本日のJ-WAVEの休日特集番組に、
マーティー・フリードマンと一緒に出演した蔦谷好位置。
さりげなく【彼女は買い物の帰り道】をフル・オンエアしてました。

まあ、「11月中」にはこだわるな、ということだと思います。
本文中ではやや肯定的に『風』を捉えましたが、
『風』の後半の楽曲は歌詞の密度が落ちているのがわかるので、
もう少し上質に仕上げられるという確信があるときは、
発売日を延ばしても作品に集中して完成度を上げて欲しい。

一度、作品として公開してしまうと、そういうものとして認知されるので。
by 黒のシジフォス (2010-10-11 23:46)