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宮本カレー(レシピby『東京の空』) [記事&インタビュー]

随筆集『東京の空』その第十八回に「大発見」という一項がある。
そして、それこそが宮本浩次がおそらく唯一発表している料理レシピである。
今回はそれを抜き書きしてみようという企画である。
ちなみに「レシピには著作権がない」という情報を小耳にしたので、
またしても大っぴらに掲載してしまうのである。

たまには役に立つ情報も掲載するのである。
宮本レシピだけだと、単に他人の褌(ふんどし)相撲なので、
自分が料理する際の隠し味なども追加で紹介。

用意する食材


玉ねぎ 大4コ
キャベツ 適量
トマト 適量
人参 適量
にんにく 適量
りんご 適量
ハウス「バーモントカレー」のルー
(記載に玉ねぎの分量しかないので、あとはすべて「適量」とした。)

調理過程


1. 玉ねぎを40分間炒める(ちゃんとみじん切りにしたのかな?)
2. 玉ねぎが焦げて、鍋底に水分が溜まりはじめたら、残りの野菜をぶち込む(これも適当に切ったのかな?)
3. 野菜をぶちこんだあと、さらに20分間炒める。
4. あとは「バーモントカレー」の手順どおりに煮込む。ただし、水は4カップにとどめる(5カップの指示のところ)。

使用器具


柳宗理デザインのパスタ用の寸胴鍋。


宮本浩次コックからのアドバイス


「カレーを作るにあたっては、玉ネギは多めに、
 それも四十分炒める、
 しかも水分の多そうなその他の野菜、キャベツやリンゴなどを、
 ためらいなくナベにぶち込む」(118P 8~10行)

以上  文体以外は記載通り。アドバイスは原文ママ。


ちなみにこの「大発見」で大発見をした。
宮本浩次いわく「魚は基本的に食べない」。
歌詞に「魚」が出てこない理由に合点がいったのである。
(当ブログ「エレファントカシマシと魚」参照のこと)

私からのアドバイス。



市販のカレールーでも最後の隠し味に「プレーン・ヨーグルト」を入れると、
コクのある酸味の利いた本格カレーになる。スプーン一杯程度でも十分。
カレーはジャガイモを一緒に煮込むと「あしが早い」ので、
別に茹でて、あとから添えた方がよい。
とろみを出したい時は小麦粉を水に溶いて追加投入(ルーにも入っている)。
辛みの調整は牛乳でやるとよい。
牛肉を入れる場合は、固くならないように、ある程度炒め煮込んだら、取り分けて完成時に戻す。
豚肉と鶏肉は生が恐いのでよく炒めて、入れっぱなしでよい。
宮本レシピには登場していないが、ショウガを入れるとさっぱりした味になる。

カレーの旨味はコク。
コクは肉や魚介、あるいは出汁(ブイヨンor魚介だし)そのものから出る。
足りない場合に補うのが、牛乳やヨーグルトなどの乳類。
味はカレールーが決めてくれるが、味を締めるのは酸味。
りんごやヨーグルトを入れるのはそのため。酢(ワインビネガーとか)を直接入れてもよい。
(了)

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