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映画『のぼうの城』の主題歌に書き下ろし [つれづれ]


のぼうの城

時代小説『のぼうの城』の映画化作品に、
エレファントカシマシが主題歌を提供することが発表された。
【ズレてる方がいい】と題された新曲は、5月30日発売の新アルバムに未収録のもので、
おそらく、アルバムとは別のカタチで発売されるのではないだろうか。
11月2日に全国公開が決定されているので、発売時期はその近辺になるはずである。

『のぼうの城』は累計130万部を突破した作家・和田竜の手になる時代小説で、
犬童一心と樋口真嗣のW監督によって制作された大作。
映画会社の広告を信じれば、「映画化実現まで8年の時間を要した」という。

発表されているスタッフ&キャスト情報は以下の通り。

主演: 野村萬斎
出演: 榮倉奈々 成宮寛貴 山口智充 ・ 上地雄輔 山田孝之 平岳大
     西村雅彦 平泉成 夏八木勲 中原丈雄 鈴木保奈美 ・ 
     前田吟 中尾明慶 尾野真千子 芦田愛菜/市村正親
     佐藤浩市
監督: 犬童一心 樋口真嗣
脚本:和田竜 小学館「のぼうの城」   
音楽:上野耕路
主題歌:エレファントカシマシ 「ズレてる方がいい」(ユニバーサル シグマ)
制作:C&Iエンタテインメント、アスミック・エース エンタテインメント
製作:『のぼうの城』フィルムパートナーズ/配給:東宝、アスミック・エース 
(C)2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ
オフィシャルサイト)(オフィシャルブログ

オフィシャルサイトに、主題歌発表に伴うコメントを宮本浩次が寄せている。

曲を作るにあたってまず映画を見せて頂き、
男達の心象風景が細やかに鮮やかに描かれていてどんどん引き込まれてゆきました。
映像の美しさ、CGの迫力、あらゆる現代的な技術を駆使して今だからこそ出来る時代劇なのだと感じました。
主人公成田長親に自分の心を投影し『ズレてる方がいい』というキーワードを得、
“ズレてる奴らのカッコよさ”を正面から歌い上げました。
試写会でエンディングにこの曲が流れた時、
この映画の登場人物の一人に自分もなれた気がして心がふるえました。

エレファントカシマシ 宮本 浩次


(追記:野村萬斎の主題歌への感想)
非常にストレートなロックで、
『のぼうの城』から群像劇としての、大きなパワーを受けとっていただけたのではと感動しました。
時代劇とロックがコラボして、時代を超える何かが現代にフィードバックされた瞬間のようにも感じられる
エンディングの歌だと思います。
『ズレてる方がいい』という言葉はとても深みがあると思います。
本質を見極めているからこそ、時にズレることもある、
時代に流されずにズレる位に頑固に行かなきゃいけないという、
主人公“成田長親”をはじめとする登場人物たちの信念を感じとって作ってくださったのだなと思い、
とても嬉しいです

野村 萬斎


時代劇とエレファントカシマシというのは、絶妙な取り合わせにもかかわらず、
今回がはじめての挑戦だということに驚く。
【ズレてる方がいい】というのは、まったく宮本らしい言葉えらびで、
それだけにこの主題歌の初披露と、映画のエンドロールで流れるのが待ち遠しくなる。
実は、Scoobie Doの【Swingin’ Rebels】という歌を少し連想した。
その歌の冒頭が「ズレてるくらいでちょうどいいぜ」という歌詞だからである。

Scoobie Doは東京事変主催の対バンイベント「Citizen of Society」で共演があるバンドだ。

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