効率よく数えるための区切り（アルバム篇）

君は『ｇｏｏｄ　ｍｏｒｎｉｎｇ』が何枚目のアルバムかご存じか？
11枚目のアルバムである。
では新作『MASTERPIECE』は何枚目か？
答えは21枚目である。

これを瞬時に答えられるようなディープなファンのために、
何枚目かを数えるほどよい区切りを教えよう、という講座。
その第一回「アルバム篇」。
本来はもったいぶらずに「アルバム」と「シングル」と両方まとめてやるはずだったのだが、
ビジュアル面の見やすさを工夫したら、紙幅が増えたので、2回に分割することにした。
（アルバムの画像はAmazonから拝借しているので、クリックすると販売ページに飛びます。
　とくにAmazonに要り用のない方はクリックしないように。著作権対策の引用措置です。）
まず、レコード会社別のアルバムの枚数を覚えよう。

アルバム
EPIC　7枚　CANYON　3枚　EMI　7枚　UNIVERSAL　4枚（現在）

EPIC　(１作～7作）

EPIC
ファースト　『THE ELEPHANT KASHIMASHI』
最終作（7作目）　『東京の空』

CANYON　(８作～10作）

CANYON
ファースト（実質8作目）『ココロ二花を』
最終作（実質10作目）『愛と夢』

EMI　(11作～17作）

EMI
ファースト（実質11作目）『ｇｏｏｄ　ｍｏｒｎｉｎｇ』
最終作（実質17作目）『町を見下ろす丘』

UNIVERSAL　(18作～21作）

UNIVERSAL
ファースト（実質18作目）『STARTING OVER』
最新作（実質21作目）『MASTERPIECE』

こうやってみるとわかりやすい区切りが見えてくる。
まず、アルバムの10枚目はキャニオン3部作の最後『愛と夢』である。
必然的に、『ｇｏｏｄ　ｍｏｒｎｉｎｇ』は11枚目になる。
これにレコード会社ごとの何枚目かを足せばわかるのである。
たとえば『俺の道』ならば『good』『ライフ』『デドアラ』『俺の道』で4枚目なので、14枚目。
『STARTING OVER』はEMIのアルバムが7枚なので、18作目である。
（20作目の『悪魔のささやき』2作さかのぼってもいい）

アルバムもシングルもわかりやすいことに、
同じ枚数がふたつのレコード会社で重なっているので、７枚と12枚という数字を覚えておくと便利だ。

５作ごと10作ごとの区切りの作品を覚えておくのも大変役に立つ。
アルバムでは
『５』『愛と夢』『扉』『悪魔のささやき』

こんなことを講釈するといかにも暗記しているように思われるが、
案外にそうでもない。ブログの記事を書く際もよく資料をカンニングしている。

こんなどうでもいい計算方法を覚えてどうするのだろう。
エレファントカシマシのファンにアピールするだけである。
少しだけ賢そうに見えるが、不必要な情報を頭に詰めた「マスター馬鹿」である。
エレカシの作品の作品順が言えたからといって、年金が多くもらえるわけでもないし、
もちろん生活保護も受給できないので、自己満足である。（了）