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近年のエレカシの活動サイクル(1年) [つれづれ]

 年始めは恒例の新春ライブ。これは大阪公演と東京公演の2カ所開催が定着しつつある。これが一月のイベント。

 二月からはプリプロをふくめて新譜制作の準備にはいるのが通例。シングルを1枚出してアルバムになるか、あるいはアルバムを出してシングルカットするかの違いはあるが、だいたい春に新譜を出すのが通例になってきている。

 三月から五月あたりに新譜をリリースして、リリースツアーに廻る。七月からは早めの野音かあるいは、野外フェス巡りがスタートする。そのためにアルバムツアーのあとはすぐにフェス用のリハーサルがはじまるので、六月はそのための期間のようだ。

 九月までフェスをめぐり巡って(春に野音がない場合はここで秋の野音公演をする)、秋口にシングルをリリースする。そして、東名阪などの主要大都市サーキット。しばらくの充電期間があって、皆勤賞の年末ライブカウントダウンジャパンで仕事納め。次の一年のサイクルに入る。

1月 新春ライブ(東京&大阪)
2月 新譜の準備
3月~5月 新譜の録音&発売
4月~6月 新譜の全国ツアー
     (春の野音であれば間に野音)
7月~9月 野外フェスめぐり
10月 秋の主要都市サーキット
   (春の野音がなければ秋の野音に変更)
11月 休養期間
12月 休養期間と年末にカウントダウンジャパン。

忙しくて目が回るくらいの充実した仕事内容だ。
これは露出が少なく、知名度の落ちたバンドとしては異例の、
エネルギッシュな活動である。

あまりにもメディア露出をしぼっていたために、
「解散したんじゃないの?」と勘違いされるエレカシだが、
(タモリが「笑っていいとも!」で大杉蓮につぶやいたひと言)
どうして男盛りである。

「解散したんじゃないの?」と訊かれたら言ってやろう、
「いえいえ、ちょっと深く土に潜っていただけで、
 池のヌシのように太く逞しい立派なバンドとして、
 現在絶賛浮上中です」。
「チケットは数十秒で完売する、プレミアチケットだよ」とね。

と、12月になってRO(ロッキンオン)方面から5月に新しいフェス情報が入ってきた。
公式サイト → http://japanjam.jp/
富士スピードウェイで2日間開催。新しいカタチのフェスを目指す。とか。
富士山の麓(ふもと)でRO社の主催となれば、義理と人情から出場は堅いのだろう。
共催にディスク・ガレージも入っていることだし。
ただ、上記のようなスケジュールを守ると、5月に臨時のフェスが入るのはきつい。
アルバムの発売とアルバムツアーのスケジュールに影響してしまう。
少し、フェスバブルが過ぎると思う。
(あと、ご存知の人も多いだろうが、あそこにはフェスを地獄に変えた魔物が棲んでいる。
 ウドーロックフェス’06の惨憺を見ると心配が消えない。
 富士スピードウェイはアクセスが非常に悪いことでも有名。)


エレカシの日程的には、春の野音とアルバム・ツアーが厳しくなる。
すでに4月末には「荒吐」ロックフェスがあり、少し前にはスペースシャワーが。
新作の仕込み期間がなくなるのが痛い。来年からは野音は秋に定着するかもしれない。
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