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恒例の野音、予想通り「ハズレ」ました [つれづれ]

PAOの先行抽選予約、「ハズレ」ました。

というか、今回は当たる気がしませんでしたので、「そうだろうな」という感じでした。ただ、予約枠が2名までありましたので、1人予約の人が取れなくて、2名枠の人が大勢当選していたら、それは正直ちょっと腹が立つかもしれません。そもそも、会員費用は1人分なわけだし、1名ずつのチケットを売っても3000名しか入れないキャパシティのわけですから。

今回は久しぶりにPAOに提案メールを入れておきました(内容は個別ページ後ほど)。今回のこの状況が続くなら、収容人数の多い場所に変えるか、やっぱり複数日開催にするか、抽選方法を変えるか(予約枠を1名に絞る)しないかぎりは、見られる人は限られるし、抽選方法にも偏りが生じると思います。何しろ、当たる人が少ないのに、ある人は2名行けたりしますからね。日比谷野音にステージ環境が近く、収容人数が多い野外ホールに「よみうりランド オープンシアターEAST」があります。あそこは座席が4000名超とその後ろに芝生席が4000名ぶんくらいあって、都合8000名くらい収容できるようです。「日比谷」という開催地にこだわらなければ、EASTに開催地を移すのも悪くないと思います。ほぼ武道館同じだけのキャパシティですからね。
それにしても、今年はワンマンが野音以外なさそうだから、ファンクラブ用のイベントでも開催しないと、ファンクラブ会員は、会費に見合う成果がないと思います。ただでさえ、PAOの活動は会報作成とチケット先行販売主体で、WEBページさえ充実していないのだから。その2本柱のうちのひとつ先行販売でのチケット取得率が落ちたら、まったく魅力が無くなってしまうでしょう。

しかし、PAO入会者が増えたのか、2名申込者が多かったのか、ファンクラブ先行販売で落ちた人が多いですね。これを考えますと、一般販売でチケットを入手することの「絶望」を早くも予想します。立ち見席なら当日券が余裕であった数年前のことを懐かしく思い出します。SHIBUYA-AXの後方がガラガラだったりしたんですよな、と。それにしても、ファンクラブ先行販売の直後から、「譲渡希望」の掲示が乱立しています。これって、購入者すなわちエレカシ・ファンのチケット購入の動機を信用していないということだなあと思ってしまいます。だって、普通は必要な枚数だけを購入するわけだから、購入した直後に余るワケはない。しかし、購入直後に余らせているとしたら、仲間のファン同士で制限枠いっぱい買って、席次のよいものだけを抜いて、他を売りに出すということでしょう。こういうやり方というのは、違法ではありませんし、購入制限にも抵触しないのでしょうけど、あまりにもエゴイズムがすぎるでしょう。それってチケット業者と五十歩百歩だろうと思うのです。ファンクラブでも抽選の先行販売ですから、名義借りして複数会員登録しておくというのも、わからなくはありませんが、何だか裏口入学的な行為で、私はあまり感心しません。

アイドルのコンサート・チケットや一般のミュージシャンならば、それは別に構わないと思います。だけど、エレカシに対してはそういうことをしてはいけないのではないかと、精神論的に思います。なぜなら、エレカシの音楽自体がそういう卑怯なことを嫌う、真っ正直な歌だからです。真っ正直な歌を聞くために裏口から小ずるく入ったのでは、手段が目的を汚すのだと思います。「正直者は馬鹿を見る」、それが当然というのは今の社会ですが、ではその社会や「世間」を肯定してきたのがエレカシだったのか、違うでしょう。これは精神論の話ですから、まったく説得力のない説教です。

私はそういう「馬鹿正直」を尊ぶ精神論から、一般発売が終わるまでは「譲渡希望」の掲示は絶対出しません。一刻も早く、誰よりも早くチケットを手にして今年の野音が場内で見られる「安寧」を得たい心理はわかります。選ばれた3000人の一人になりたい心理もわかります。でも、まだ努力を尽くしていないのに、いち早く他人からおこぼれを頂戴しようというのは、違うと思うのです。それから、以前の記事にも書いたように、大阪に遠征するつもりはないので、大阪公演のチケットにも申し込みません。大阪公演のチケットでよい席を確保して、それと日比谷のチケットを交換するというような、取引目的の取得をよしとしないからです。これも馬鹿正直の精神論です。エレカシのファンなら、そういう馬鹿が居てもよいと思いますし、それくらいでちょうどよい気がします。

考えてみれば、私は2003年から連続6年間、毎年野音の場内で鑑賞してきたわけですが、場外にいて音漏れで公演を知ることも悪くないかなと思いつつあります。もちろん、中へ入って、ステージ上の演奏を視覚と共に楽しむのは至福のよろこびであることは百も承知です。しかし、では場外ではエレカシの音楽や歌が楽しめないのか、中にいるファンと外にいるファンとでその熱意が違うのかといえば、そうではないでしょう。私は外から聞き耳を立てて味わう野音を知らなかったわけで、それはある意味からいえば、飢えを知らないものが食べ物のよしあしを論じているような、何ともすわりの悪いものだったのかもしれません。

今年は「馬鹿正直」な購入手段を尽くした上で、場外から野音を楽しもうと心に決めて、今からわくわくしております。場外からでも、音だけで場内が見えるような気がするからです。長年、彼らのステージを見てきていれば、音からも十分に景色が見えてくる気がします。所詮、チケット取得敗残者の「遠吠え」なのでしょうが。それでも、「馬鹿正直」を尽くせば、裏口から入るよりもずっと気持ちがよい気がします。

とりあえず、来週の一般発売に敗れるまでは、どこにもすがらずに努力して、
敗れたらチケット募集にいちおう掲示をかけて、
それから場外に見に行く心の準備をしておりたいと思います。
チケットがなくても、当日は日比谷公園へ。

(了)

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