敗戦の弁(ニセ予言者の馬脚) [つれづれ]
ブログ読者の方々に敗戦の弁を述べなければならない。
まず、セットリストの予想が大惨敗でした。
現・所属レーベルのUNIVERSALの楽曲が4割と予想しましたが、
実際は25%程度で、EPICの楽曲がセットリストの4割を占めたのでした。
これはもうまったくのハズレ予想屋、
信用して予習した方々にお詫びしたい。
ごめんなさい。
(土下座はしません。選挙の時の政治家ではないので。)
それから、当日の天気を梅雨の中の「くもり」か「雨」と予想しましたが、
実際は「梅雨明け」の「夏晴れ」一時「くもり」が正解でした。
天気予報屋(気象予報士ではない)としても失格でした。
けれども、けれども、まったく悔しくないのは何故でしょう。
むしろ、予言者風の私の杞憂が吹き飛ばされ、
裏切りに裏切られた野音公演が、あんなに盛り上がったことは、
うれしいという言葉では収まりきらない感慨に満ちています。
エレカシは所属レーベルの曲を抑えめにして、
ファンが望むEPICの楽曲を多めに選曲してくれました。
もしかしたら、リクエストに応えたのではないでしょうか。
場外鑑賞の人たちに声をかけたのは、
事務所の人か、イベンターの人が、知らせたのではないかと思います。
実際、300人以上いたという人もいて、想像以上に盛況だったようです。
(イラストレーターのはまのゆかさんもいらしたようですよ。
http://blog.hamanoyuka.net/?eid=1025858)
それから、
「場外鑑賞」すると言った私ですが、
立見席をゆずって戴けることになり、転び「場内鑑賞」を致しました。
すみません、魔が差しました。
そのかわり、ステージを見るのには伸びが必要だったので、
腰を痛くしました。自業自得、因果応報を味わいました。
外で聴いていれば、のびのびやれたものを(【石橋たたいて八十年】か!)
でも、見られて幸せでした。よかったです。
セットリストがよかったですから。
ただ、モニターを転がしたという大事な場面は見えませんでした。
「立見」というのはそういう席なんですよね。
チラ見ですよ。のぞき見ショーですよ。
私は「転び鑑賞者」、モニターの代わりに転がされりゃよかった(苦笑)
【珍奇男】気取りはほどほどにして。
「場外鑑賞」の人たちの声は、「場内」に届いていましたよ。
歓声はもちろん「宮本ぉー」という声まで、
まるで「場内」にいるかのように、ちゃんとステージまで聞こえたでしょう。
そろそろ、荒くれぶりが復活と予想していたのも外しています。
これも「申し訳ありません」としか言いようがない。
作風は本人たちにしかいじれないので、
「なりそう」が「なる」には中々ならないんですよね。
蔦谷アレンジを弁護し、「今」を楽しんでいる私ですが、
2曲のキラキラしたアレンジは、マンネリ化の傾向を見受けました。
ラストの新曲については、歌詞の練り上げが未消化な気がします。
『町を見下ろす丘』以来の楽曲を超えて同じ言葉を使う作風ですが、
使い回しがすぎて、ややしつこいかな、と思うところがありました。
信号や「昨日・今日・明日」のところです。
歌詞を書くスピードが落ちているという発言もあるし、
楽曲よりは歌詞に苦労しているのかな、というのを如実に感じました。
こんな時は、読書をして、ぜひ太宰や荷風からインスピレーションを受け手欲しいです。
あと、キラキラ・アレンジも度を超えて来たので、
ぜひ「荒くれ」【奴隷天国】モードもお願いしたい。
【道】という名曲を披露していましたが、あれがもう一つのエレカシの真骨頂。
CMソングにはできない、地上波では放送できないやつを作って欲しい。
そろそろ、大転換の時期ですよ。
エレカシには3作毎に作風が変わる傾向があります。
キラキラ・アレンジはそろそろ終焉を向かえ、
今度こそは「富士山大爆発」してくれることを望みます。
そっちも「ご存知エレファントカシマシ」ですよ。宮本さん。
(了)
まず、セットリストの予想が大惨敗でした。
現・所属レーベルのUNIVERSALの楽曲が4割と予想しましたが、
実際は25%程度で、EPICの楽曲がセットリストの4割を占めたのでした。
これはもうまったくのハズレ予想屋、
信用して予習した方々にお詫びしたい。
ごめんなさい。
(土下座はしません。選挙の時の政治家ではないので。)
それから、当日の天気を梅雨の中の「くもり」か「雨」と予想しましたが、
実際は「梅雨明け」の「夏晴れ」一時「くもり」が正解でした。
天気予報屋(気象予報士ではない)としても失格でした。
けれども、けれども、まったく悔しくないのは何故でしょう。
むしろ、予言者風の私の杞憂が吹き飛ばされ、
裏切りに裏切られた野音公演が、あんなに盛り上がったことは、
うれしいという言葉では収まりきらない感慨に満ちています。
エレカシは所属レーベルの曲を抑えめにして、
ファンが望むEPICの楽曲を多めに選曲してくれました。
もしかしたら、リクエストに応えたのではないでしょうか。
場外鑑賞の人たちに声をかけたのは、
事務所の人か、イベンターの人が、知らせたのではないかと思います。
実際、300人以上いたという人もいて、想像以上に盛況だったようです。
(イラストレーターのはまのゆかさんもいらしたようですよ。
http://blog.hamanoyuka.net/?eid=1025858)
それから、
「場外鑑賞」すると言った私ですが、
立見席をゆずって戴けることになり、転び「場内鑑賞」を致しました。
すみません、魔が差しました。
そのかわり、ステージを見るのには伸びが必要だったので、
腰を痛くしました。自業自得、因果応報を味わいました。
外で聴いていれば、のびのびやれたものを(【石橋たたいて八十年】か!)
でも、見られて幸せでした。よかったです。
セットリストがよかったですから。
ただ、モニターを転がしたという大事な場面は見えませんでした。
「立見」というのはそういう席なんですよね。
チラ見ですよ。のぞき見ショーですよ。
私は「転び鑑賞者」、モニターの代わりに転がされりゃよかった(苦笑)
【珍奇男】気取りはほどほどにして。
「場外鑑賞」の人たちの声は、「場内」に届いていましたよ。
歓声はもちろん「宮本ぉー」という声まで、
まるで「場内」にいるかのように、ちゃんとステージまで聞こえたでしょう。
そろそろ、荒くれぶりが復活と予想していたのも外しています。
これも「申し訳ありません」としか言いようがない。
作風は本人たちにしかいじれないので、
「なりそう」が「なる」には中々ならないんですよね。
蔦谷アレンジを弁護し、「今」を楽しんでいる私ですが、
2曲のキラキラしたアレンジは、マンネリ化の傾向を見受けました。
ラストの新曲については、歌詞の練り上げが未消化な気がします。
『町を見下ろす丘』以来の楽曲を超えて同じ言葉を使う作風ですが、
使い回しがすぎて、ややしつこいかな、と思うところがありました。
信号や「昨日・今日・明日」のところです。
歌詞を書くスピードが落ちているという発言もあるし、
楽曲よりは歌詞に苦労しているのかな、というのを如実に感じました。
こんな時は、読書をして、ぜひ太宰や荷風からインスピレーションを受け手欲しいです。
あと、キラキラ・アレンジも度を超えて来たので、
ぜひ「荒くれ」【奴隷天国】モードもお願いしたい。
【道】という名曲を披露していましたが、あれがもう一つのエレカシの真骨頂。
CMソングにはできない、地上波では放送できないやつを作って欲しい。
そろそろ、大転換の時期ですよ。
エレカシには3作毎に作風が変わる傾向があります。
キラキラ・アレンジはそろそろ終焉を向かえ、
今度こそは「富士山大爆発」してくれることを望みます。
そっちも「ご存知エレファントカシマシ」ですよ。宮本さん。
(了)
ブログのアクセス・カウンターでたくさんのご来場を確認しています。
いつもよりご愛顧の方も、日比谷野音をきっかけにいらした方も、
どうぞ自由に来て、自由に読んで、「しようもないな」とつぶやいてください。
何だか、ひっそりとやっていくつもりが、ひょんなことで視線が集まって、
こそばゆい気持ちです。
ちなみに、私も前半はかなりひどい言葉づかいで、ひどいことを書いてますから、
興味のある方はブログ開始前半を読んでください。
私は、全然、「いい人」じゃありません。
私もどちらかといえば皮肉屋体質なので。
それではお暇(いとま)させてもらいます。
本心は、「暇な奴だけ」読んでくれれば、もっとメチャクチャ書くんだけどなぁ。
だったりします。
いつもよりご愛顧の方も、日比谷野音をきっかけにいらした方も、
どうぞ自由に来て、自由に読んで、「しようもないな」とつぶやいてください。
何だか、ひっそりとやっていくつもりが、ひょんなことで視線が集まって、
こそばゆい気持ちです。
ちなみに、私も前半はかなりひどい言葉づかいで、ひどいことを書いてますから、
興味のある方はブログ開始前半を読んでください。
私は、全然、「いい人」じゃありません。
私もどちらかといえば皮肉屋体質なので。
それではお暇(いとま)させてもらいます。
本心は、「暇な奴だけ」読んでくれれば、もっとメチャクチャ書くんだけどなぁ。
だったりします。
こんにちは。野音について黒のシジフォスさんはどのように感想を述べられるのかなあと、アップを楽しみにしていました。野音の立ち見って、過酷な状況なのですね。感想は、まだ序盤のようですので、続きも楽しみに待っています!
初参加の野音は、表で聴きました。レストランがある周辺は音響がとてもよかったです。さすがにMCは聴きとれない部分もありましたが、宮本先生の生歌を聴けて幸せでした。なんで夏に「♪ 炬燵にくるまって~」なのかつっこみを入れながら聴いていましたが、『うつらうつら』の美しいメロディーラインは耳に残り、2日経った今なお、頭の中で響き渡っています。
野音はチケットがとれなければ表で聴けること、早く会場入りすればリハーサルも聴けることは、黒のシジフォスさんのブログで学んだことだと記憶しています。知らなければ、2010年の野音表聴きの選択はありませんでした。この場を借りてお礼を申し上げます!
一度いい思いをすると欲深いものですから、11年東京に住んでいながら、今までなんで野音に来なかったんだろうと後悔の念も襲ってきました。また2011年も日比谷に聴きにこようと思います。
by kazy (2010-07-19 15:44)
kazyさん、こんばんわ。
野音は指定席でも立見席でも、公演中は立見が基本なんですが、立見席ほど余裕がないことと、見下ろした時にC席後方の傾斜が緩いので、視線に観客が被ってくるんです。それで、どうしても背伸びしてしまう。音は指定席と同じクオリティで聞こえます。芝居小屋でいう天井桟敷席みたいなものですね。
私が紹介した近辺で、「場外鑑賞」されていたのですね。音がよく聞こえたとのことで、ホッと胸をなで下ろしています。あの場所は、入場口の垣間があって、そこから音が上手い具合に漏れてくる場所なんですよ。数年前はブッシュがあって、もう少し悪い音だったのですが、最近下生えを払って、よく聞こえます。
300人近くいたんじゃないかというブログ記事を読んだのですが、実際はどのくらい外で聞いている人がいたのでしょう?
私のブログが「場外鑑賞」煽ったみたいだとしたら、何か責任重大です(笑)
あの場所で、エレファントカシマシを聞くと、なにかほっこりしますよね。得した気分です。外でも内でも関係なく、その日にはあの場所にいることが、ひとつの楽しみですよ。ライブ・レポートは鋭意制作中です。お待ち下さい。
by 黒のシジフォス (2010-07-20 23:21)
こんばんは。ブログをおさらいしてみると、2009年12月の記事のお陰で、「リハーサルも聴くべし!」と学ばせていただいたようです。6月の『場外観戦』は見過ごしており、今日拝見しました。ですので、アンコールまでは正面に陣取っていて失敗しました。
ブログの場外観戦の手引き、かなり影響力があったのではないでしょうか。というのは、正面の植え込みや図書館側よりも、レストランのところに溜まっている人が異様に多かったからです。閉店したレストランのデッキに置いてある椅子に我が物顔で腰かけている人在り、デッキ上で飛び跳ねている女子大生らしき軍団在り、様々でした。みなさん、それぞれ楽しんでいらっしゃいました。
by kazy (2010-07-21 22:15)