『Views』1997年5月号vol.7 NO5 [記事&インタビュー]
意図せず購入していた雑誌に、後から好きになった作家やミュージシャンの記事が載っている。
そんなことがたまさかある。私の場合はこの『Views』がそれである。
私が目当てにして買った記事は、
金返せ!「税金ドロボー」30人
「新聞」第2部 株式会社朝日新聞の正体第5回「朝日『部長会』内部資料と花火イベント」
しかし、これと並んでなぜかエレファントカシマシが掲載されていたのである。
カリスマは語る! 第23回 「エレファントカシマシ 宮本浩次」
「苦節8年。魂の叫びを聞いてくれ!」
インタビュー・文 田中康文 撮影 福岡耕造
講談社発行の『Views』はビジュアル型の月刊情報誌で、
ユダヤ人問題で廃刊に追い込まれた文藝春秋社発行の『マルコポーロ』の後釜で、
暴露系の記事と流行特集を組み合わせたA4サイズ。
今もあるのかわからないけれど、扶桑社が発行している『SPA!』をもっと豪華にした感じである。
奥付を見ると平成4年3月2日に第三種郵便許可を取っているので、創刊もその近辺である。
つまり1993年の4月が創刊で、該当する1997年は創刊5年目というから、軌道に乗ってきた頃である。
A4型のカラーグラフ誌で、スクープ物をふくむ取材費用のかかる内容で、
それを500円そこそこで販売していたのだから、当時の雑誌がいかに出版バブルであったかがわかる。
ちなみに雑誌の創刊のあたりがバブル経済のまっただなかで、それがはじけたのが、
1995年以降で、つまり景気低迷の波が来ている頃がこの1997年である。
学生の頃は尖った雑誌が好きだったので、
『マルコポーロ』や『Views』や『朝日ジャーナル』や『噂の真相』をよく読んでいた。
『マルコポーロ』は廃刊号となってしまったそれを持っているし、
『Views』も朝日新聞をふくむ特集で廃刊になったといわれているのだが、
その記事の載った幾号かを所有している。
『噂の真相』はスキャンダル誌で飛ばし記事でも有名だったが、当たるものは当たったので、
業界にファンが多かったことも有名で、今でも2~3年分は残っている。
あの頃の雑誌はテンションが異常に高くて、反権力が板についていて面白かった。
今のスカスカの週刊誌を読んでも、あの当時の印象はわからないだろう。
中身の蔵出しは終了。次項目に要約を掲載してあります。
(了)
そんなことがたまさかある。私の場合はこの『Views』がそれである。
私が目当てにして買った記事は、
金返せ!「税金ドロボー」30人
「新聞」第2部 株式会社朝日新聞の正体第5回「朝日『部長会』内部資料と花火イベント」
しかし、これと並んでなぜかエレファントカシマシが掲載されていたのである。
カリスマは語る! 第23回 「エレファントカシマシ 宮本浩次」
「苦節8年。魂の叫びを聞いてくれ!」
インタビュー・文 田中康文 撮影 福岡耕造
講談社発行の『Views』はビジュアル型の月刊情報誌で、
ユダヤ人問題で廃刊に追い込まれた文藝春秋社発行の『マルコポーロ』の後釜で、
暴露系の記事と流行特集を組み合わせたA4サイズ。
今もあるのかわからないけれど、扶桑社が発行している『SPA!』をもっと豪華にした感じである。
奥付を見ると平成4年3月2日に第三種郵便許可を取っているので、創刊もその近辺である。
つまり1993年の4月が創刊で、該当する1997年は創刊5年目というから、軌道に乗ってきた頃である。
A4型のカラーグラフ誌で、スクープ物をふくむ取材費用のかかる内容で、
それを500円そこそこで販売していたのだから、当時の雑誌がいかに出版バブルであったかがわかる。
ちなみに雑誌の創刊のあたりがバブル経済のまっただなかで、それがはじけたのが、
1995年以降で、つまり景気低迷の波が来ている頃がこの1997年である。
学生の頃は尖った雑誌が好きだったので、
『マルコポーロ』や『Views』や『朝日ジャーナル』や『噂の真相』をよく読んでいた。
『マルコポーロ』は廃刊号となってしまったそれを持っているし、
『Views』も朝日新聞をふくむ特集で廃刊になったといわれているのだが、
その記事の載った幾号かを所有している。
『噂の真相』はスキャンダル誌で飛ばし記事でも有名だったが、当たるものは当たったので、
業界にファンが多かったことも有名で、今でも2~3年分は残っている。
あの頃の雑誌はテンションが異常に高くて、反権力が板についていて面白かった。
今のスカスカの週刊誌を読んでも、あの当時の印象はわからないだろう。
中身の蔵出しは終了。次項目に要約を掲載してあります。
(了)
記事の公開ありがとうございます。
興味深く読ませていただきました。
by もん (2011-08-14 23:16)
>もん さん
コメントありがとうございます。
何のことかわからない人もいると思いますので、
代替えに「要約版」を別項目にあげました。
一朝一夕に売れたわけでもなく、
また「暴れる」パフォーマンスをしようとしていたわけではないこと、
それをぜひ理解して欲しいですね。
by 黒のシジフォス (2011-08-20 09:57)