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『JAPAN』10月号と『音楽と人』10月号を読んで [記事&インタビュー]

写真に関しては、宮本浩次は(美男という意味以上に)いい顔しているなあ、
という感想しかない。
「不惑」(40歳)を迎えるまでの修行僧のような険(けん)がなくなっている。
「俺って格好いいだろう」的な照れ隠しの衒(てら)いはあるけれど、
いい意味の自然体が誰に撮られても出るというのは、
よい年の取り方をしている。

どちらのインタビューもNEWシングル『明日への記憶』のPR露出である。
しかし、相変わらず、作品そのものよりも近況の雑感が上回っている。
「職業柄、散歩を事としている」的な発言に苦笑い。
まるでカントのようだ(哲学者カントは散歩を日課として、仕事のように歩いていた)。

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レポーター交代 [記事&インタビュー]

『JAPAN』9月号に先頃の日比谷野音のレポートが掲載された。
今日ちょっと買い物に出たついでに、立ち読みしてきた。
ライブ・レポートは「RO69」に掲載されたものと同じことも多いので、
私が批判した小池宏和氏のレポートなのだろうな、と思って開いたら、
なんか、「RO69」の適当な感じとは一味違う。
たしかに、全体の流れを追うやり方や、エレカシの荒ぶる一面を指摘した箇所はあるが、
「ねじれ政権へドロップ・キック」がないのである。
ふむふむ、なんだか随分とよくなっているなと思ったら、筆者が違った。
昨年の「RO69」で日比谷野音レポートを書いていた、高橋智樹氏だったのである。
文字数は「RO69」より少ないが、『JAPAN』9月号レポートの方が上出来なのである。

このブログに大した影響力はないと思うから、
ここで書いたことが強く作用したとは思えない。
誰か同じ意見を持つ第三者が、
あの内容に対して批判意見を送ったのだろうか?
それとも、編集会議であのままはまずいということになったのか?
意外と最初から、雑誌とWEBとでレポート担当者が違っていたのか?

いずれにしろ、内容がよくなったということは、手放しで評価したい。
小池氏のやつを読んでると、「?」マークが何個あっても足りないから。

雑誌のインタビュー記事は、だいたい山崎洋一郎氏が担当するのだから、
野音のレポートに関しても、
ブログのついでに毎度山崎氏に書いて欲しいものである。
毎年欠かさず参加しているわけだし。
山崎洋一郎氏の手になるレポートであれば安心して読むことができる。

最後に、
小池氏には、エレカシの野音記事意外では悪感情はないことを申し添えておこう。
(了)

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「RO69」の野音レポート [記事&インタビュー]

エレファントカシマシはロッキング・オン社に後援されているし、
社内に理解者も多いので、ライブ・レポートが出るのを楽しみにし、又拝読している。
だが、今年(7/17)の日比谷野音のライブ・レポートはちがった。
がっかりした。
まずはこちらを一読してきて欲しい(http://ro69.jp/live/detail/37457

ライターは小池宏和氏。
あまりエレファントカシマシ関係では見かけない方(私の思い過ごしか)のためか、
駆り出された印象の仕事で、レポートが雑なのである。
事実のまちがいから始って、的外れがそちこちに。
にもかかわらず、訳知り顔で色々なことを書いている。
内容についての真偽も調べられる限り検証してみた。
評価が良い悪いで判定したのではなく、それが正当な立論かどうかを基準とした。
その結果、あの記事は私には「やっつけ」仕事に思えた。

読みたくない人もいると思うので、「追記」のほうにデタラメさの追求を書いておく(敬称略)。
「RO69」のレポートを読むなら、市井のエレカシ・ファンのブログを回る方が、
よっぽど適確な雰囲気を掴むことができる。
「場外鑑賞」された方や、放映を見られずに記事で追体験しようと思っている方は、
あの内容を信用されないようにと、強く申し添えたい。

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『JAPAN』6月号は購入をおすすめします [記事&インタビュー]

渋谷陽一がインタビューした『bridge』の記事の内容を「薄い」として批判したが、今回の『JAPAN』6月号に関しては、今の宮本浩次に肉薄したインタビューだと言える。そして、ちゃんとニューシングルの制作内容に踏み込んだ、ファン必見の内容であり、パブリシティとしての広告効果も見込める。

先年の2万字インタビューのように、4人のメンバーを交えて履歴を総ざらいするような決定的に購入必至の記事ではないが、ところどころに普段は見せないような率直な告白が見られる。その意味で、山崎洋一郎の宮本浩次への肉薄は、エレカシ・ファンの要望に応える質疑になっている。また、普段なら「そうかもしれません」と山崎の意見に頷くことが多い宮本が、必ずしも全面肯定ではなく、部分修正を加えながら「こういうことだと思います」と説明し直しているのだ。その意味で、山崎洋一郎が解説して宮本が頷くという、よくある『JAPAN』のインタビューにはなっていないのである。宮本が分量も内容も密に話している。(この作品に対する姿勢や今のバンドの立ち位置を説明したい欲求は、ファンクラブの会報『PAO』のインタビューでもよく現れている。)

ロッキング・オン社の営業妨害はできないので、記事の内容を正確に引用できないのが残念なので、購入を逡巡している方はぜひ一度目を通すことをおすすめする。今年はリリース活動が密にならないので、おそらくはそんなに雑誌への露出も多くはないと思うので、よい記事を見つけたら手元に置いておく方がよい。『JAPAN』6月号の内容に関してはその価値があると私は確信する。

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対談(TOKYO-FM2007/1/25)その2/2 [記事&インタビュー]

松任谷由実と宮本浩次の対談の書き起こし、全2回シリーズの第2回。
音源はTOKYO-FM「SWEET DISCOVERY」2007/1/25放送回

第1回よりの「つづき」。話は【翳りゆく部屋】から、やってみたいことなどへ。

対談はアルバム『STARTING OVER』の発売にともなうメディア露出の一貫。
今回、この対談を書き起こそうと思ったのは、
ユニバーサルシグマ移籍に伴う作風の変化を否定する一部の人たちへ、
その変化が宮本やエレカシ自身から発せられたものであることを示す証拠にもなる、
と考えたからである。
蔦谷好位置の参加が作風の変化を及ぼしたという偏見を払拭する一助になることを望む。
(第一回はこちら

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